© 2007 KIDOURA SHIPYARD, CO. LTD All Rights Reserved
ヤンマー株式会社様資料より
Courtesy of YANMAR Co,. Ltd.
操船性の向上
全旋回縦軸推進装置を採用
「第八 勝栄丸」は、操船性能の向上を図るため、2軸の全旋回縦軸推進装置を採用しています。マグロ延縄漁船の場合、揚縄作業時は低船速で繊細な操船が必要となります。電気推進船はプロペラの向きを自由に変えることが出来るため、従来方式では困難だったわずかな横移動も可能となり、釣り落しを防ぐことなども可能になりました。
電気推進システムについて
従来の推進機関よりも効率的で機能的な推進システム
「電気推進システム」とは、電気でプロペラを 回す仕組みのことです 。
従来システムはディーゼル主機関により機械的に駆動するプロペラと、発電機関により船内負荷に電気を 供給する電気系統がそれぞれ別系統として設けられていました。電気推進システムでは、プロペラを駆動する動力も電気負荷となり、発電機関が船内の全ての負荷をまかないます。
「第八 勝栄丸」では、発電機関3基を「エレクトリックパワーステーション」と位置づけ、推進用・漁労用等のすべてのエネルギーを供給しています。
環境改善
環境にやさしいシステム
「第八 勝栄丸」は、発電機関としてIMO(国際海事機関)のNOxは規制値をクリアした中速機関を採用。
従来システムで採用されている低速機関と比較すると、NOx排出量は少なくなっています。
また、中速発電機関の採用により低振動・低騒音化も実現し、乗組員の船内居住性も快適になり、作業環境も 大きく改善されました。
電気推進システムについて
従来の推進機関よりも効率的で機能的な推進システム
「電気推進システム」とは、電気でプロペラを 回す仕組みのことです 。
従来システムはディーゼル主機関により機械的に駆動するプロペラと、発電機関により船内負荷に電気を 供給する電気系統がそれぞれ別系統として設けられていました。電気推進システムでは、プロペラを駆動する動力も電気負荷となり、発電機関が船内の全ての負荷をまかないます。
「第八 勝栄丸」では、発電機関3基を「エレクトリックパワーステーション」と位置づけ、推進用・漁労用等のすべてのエネルギーを供給しています。