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 弊社は創業者である前会長木戸浦相三の他2名の発起により昭和74月商号浦島造船所として一大漁場である三陸の好漁場を控え、又海上交通の要拠である天然の良好港気仙沼港に木造船業を創始したのに始まり、沿岸漁船から逐次遠洋大型船の建造及び修繕に秀でた性能と堅牢な構造にて斯界各方面の賞賛を得、幾多の優秀な船を進水させ海に送り出してきた。


 第二次世界大戦を経て、戦後直ちに平和三号に寄与すべく商号木戸浦造船として再開し、当時の国民食生活における蛋白質の確保に急な漁業業界に微力ながら努めた。同時に造船界の急激な進展に呼応すべく昭和27年に現在の本社地に建造専用の造船所を開設し、また昭和44年4月資本金2,000万円にて法人に改組し、木戸浦造船株式会社として内容の充実を図る。


 また折りしも時代の要請であった漁場拡大、遠隔化に伴う大型遠洋漁船の建造を中心として旅客船、各種作業船を地元業界はもとより東北、北海道全域と広範囲にわたり販路を拓いた。弊社の建造船舶の性能、構造並びに誠意を込めた建造態度との結晶により数多くの優秀船を生み出しご注文主殿より多大の好評を博し建造を軌道にのせる。


 創業以来培ってきた建造技術の優秀さと堅実な経営態度を旗印として技術革新の激しい業界の進歩に先んじるようにさらに一段と技術の研鑽に努力し、合理化された施設の完成に努め、社のモットーである「技術と信用」をさらに光り輝きある物とすべく全従業員一丸となり業務に精進している。


平成16年6月弊社のマイルストーンとして進水した、電気推進式鮪延縄漁船(8勝栄丸*)は社が創立より培ってきた「信用及び技術」が具現化した船舶であり、またこの総合新技術で日本漁業界が現在直面している状況を乗り越えるようキーストーンになればと願う。







*第8勝栄丸(電気推進式鮪延縄漁船)の設計・建造により
平成17年5月17日、Marine Engineering of the Year 2004を受賞及び、電気推進式鮪延縄漁船として意匠登録済。

右上写真ではスターンのポッド推進機2基が視認できる。
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